私が指名を被せたがる訳。

私はお客さんの上に立ちたい方。

なぜかというと、自信がないから。

ひとつの指名席に何分もついてると、まるで腕の悪いホステスみたいだって、正直思ってた。

私と一緒に仕事をきてきた姉さんはいつも、指名の席をいくつも移動している人だったから。それが正しいと思ってた。

私は自分の時間を安売りしているみたい。

普段、そうゆう状態になってしまいがちですが。

 

私が今回の誕生日をいい理由に、やや必要以上にひたすらお客さんを店につれてきたのはそうゆう理由からです。

 

使えない人間になることがすごく不安でした。

 

席に着く時間は60分の5.6分。

これだけ忙しくお客がついていると思えば、

もはや誰も私を口説かなくなる。

私は『キャバクラを』頑張ってるんだってことを認めさせたかった。

 

そうゆう意図と下心が、ありました。

 

でも、逆だな、と思ったのです。

お客様は、私が思う以上に気持ちに余裕があって、だから私の頼みに応じてくれるんだ、て。

 

私が頑張ってるより、お客さんが頑張ってくれてる。

私がすごいんじゃない。

私も含めてよく勘違いする人がいます。

売上とか指名本数とか、自分の不安と体面のことだけを考えて、俺、すごいだろ、とか、私、すごいでしょって思っているホストさん、ホステスさん。

勘違いもほどほどに。

お客様がすごいんだよ。

 

自分だけ、焦ってたみたい。

 

少し反省しました。